現代の幼児教育に重要なこと

最近、幼児教育の必要性が唱えられるようになりました。なぜ、そうなったのでしょう。一つには、脳科学の発達により、脳の発達は生まれてからの数年間が極めて重要であることが明らかになってきたことです。その時期に子供が耳にする言葉の数は、その後の知的能力に大きな影響を与える事が分かってきました。

では、具体的には何をすればよいのでしょうか。それは日々の「語りかけ」です。幼児教育=勉強だけではないのです。一昔前は、おじいちゃん、おばあちゃんが同居し、兄弟がたくさんいて、御近所のみんなと知り合いで、毎日が会話に溢れていました。

近くの公園に行けば、年齢に関わらず、みんなが一緒に遊んでいました。でも、今はどうでしょう。核家族化が進み、両親共働きも普通になりました。多くの子供が幼いうちからタブレットを持ち、インターネットで一人で遊ぶ時代なのです。

忙しい日常の中で、子供が静かにタブレットで遊んでいてくれると、安心してしまいがちです。でも、この時期に多くの言語を耳にする事が重要で、その後の人生にまで大きく影響を与えるという事を常に意識に持っていたら、変えられるはずです。簡単な事からで良いのです。食事の時にテレビを消して、今日1日あった出来事をまず、親御さんが話してあげて下さい。

そして、食卓にのっているご飯の事でも構いません。大人として知っている知識を少し、話してみて下さい。例えば、リンゴ一つでも、味や香り、匂い、産地や収穫時期、それを使って出来る料理など、話は膨らんでいきます。また、そうしたところから、子供の興味、関心は広がって行きます。

幼児教育と言うと、固く捉えがちですが、意識を変えて、出来ることから始めましょう。

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